在日モーリタニア大使館・経済

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モーリタニア・経済イメージ
 

資 源

漁業はモーリタニア経済に欠かさせない産業です

モーリタニア漁業イメージモーリタニア沖は、世界で最も水産資源の豊富な漁場の一つとして評判を得ています。特に、その資源は種に富み、主な魚種(頭索類、甲殻類、底生魚、マグロ等)の商業価値は目覚しいものがあります。そして、モーリタニアは魚類の世界供給に対して大きなシェアを占めています。例えば、モーリタニアは世界最大のたこやニベ科の魚(グチやイシモチなど)の資源を有しています。

モーリタニアでは漁業がとてもさかんです。国家規定は、乱獲や不正行為防止に役立っており、年2ヶ月間の禁漁期を設定や、沿岸や海洋区域のパトロール強化を行っています。2000年に導入された新しい漁業規約は、商業漁業・伝統漁業の拡大、保安面からモーリタニア海軍の再編成かつ近代化、加工製品輸出の促進等、持続可能な発展に重点を置いています。モーリタニアは、アルジェリア、日本、モロッコ、ロシア、セネガル、チュニジア、欧州連合(EU)との間でそれぞれ二国間漁業協定に調印しました。この産業における輸出発展の可能性は伝統、沿岸漁業の拡大にかかっています。

所定の位置に新しい区域規制が置かれています。それは、持続可能な漁業の制御レベルを高め、水産物、特に、未開拓の遠海種の加工を増大させる助けとなるでしょう。より一層の品質管理とより良い促進活動が海外市場での生産品へのアクセスとその価値向上の手助けとなるでしょう。

鉱工業はモーリタニア経済の主要産業です

モーリタニア・鉱工業イメージ鉱工業は現在、国内総生産(GDP)の10%以上、貿易収入の半分を占め、国家予算に94億ウギアの歳入をもたらしています。中でも鉄鉱石輸出が占める貢献度は極めて大きなものです。その他継続されている鉱物探査の進行は、金やダイヤモンドといった新しい鉱産物の産出を期待させるものです。最近では、 銅、石膏、リン酸塩、単価水素(石油)など100を超える探査・開発許可を発行しています。



この国では牧畜・農産業は全体の48%を占める最大の雇用供給源です

モーリタニア・農業イメージこの産業は個人経営農業の強化を目指して自由化されてきました。その改革の柱の一つが農業金融の発展で、当初は米の生産のみに利用可能でしたが、現在は他の農業部門にも開かれています。

その他の投資機会

科学技術、情報、サービス、そして産業部門は、投資意欲をかきたてる興味深い仕事を提供し、やがては利益を生み、魅力的な投資環境となるでしょう。石油探鉱と採取への投資は、現在進行中の鉱井開発プログラムの成功によって決まります。

観光業

モーリタニア・風景モーリタニアは、観光業について極めて大きな可能性を秘めています。数ある中でも特に、、文化面からみた砂漠や、多様性に富んだ生物学面からみた海辺の観光資源には大きな期待が寄せられています。インフラ整備によりネマ(Nema)空港やヌアクショット−ヌアディブ道路(Nouakchott- Nouadhibou road)ような各地への交通手段がより便利になるはずです。政府は、国の旅行産業のためのオフィス、ナショナル・ツーリズム・オフィス (national tourism office =ONT)を設け、旅行産業促進のため10ヵ年長期計画を採用しました。

石油部門

過去20年以上に渡り、炭化水素探査への投資が急増してきています。

電気通信と新技術

自由化により、1990年代後半、電気通信料金は過去最安値を記録しました。政府は、固定電話や携帯電話市場の様々な部門で競争を拡大させる意向を示しています。モーリタニアには6つのインターネットプロバイダーが存在するにもかかわらず、高額な年間費用のために、インターネット利用は大会社に限られる傾向にあります。しかしながら、その利用増加は顕著です。このマーケットは、さらに開かれた競争が行われるよう計画されています。場合によっては、モーリタニアの家庭が幅広くインターネットでつながれるようになり、この部門に国内外からの投資が増えるかもしれません。

他の産業部門

職人技が光る工芸品の生産力、品質、市場アクセスの向上に進展があれば、この業界にも発展のチャンスが訪れるでしょう。政府は、発展と近代化をもたらすプランとして手細工産業組織化計画を採用しました。
金融、保険サービス、航空輸送、保険、教育は90年代後半に完全に自由化、民営化されました。これら全ての産業部門は、特に海外の投資家の皆様にとって投資機会に満ちています。


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